パンパンちゅ

シャッター アイランドのパンパンちゅのネタバレレビュー・内容・結末

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

初見です。

正直、中盤からオチが見えてしまった。
邦画の「サイレン」を知っていたから、同じような展開が目に見えた。

序盤は頭のおかししい精神病患者とのバトルを想像していたが、中盤からもの凄い違和感を覚え始め、「夢」、「精神病」、「矛盾の生じる展開」あたりから違和感がすごくありオチが見えてしまった。

正直オチが読めずに最後まで見たのなら、もっと違う感想があったと思うとそれはそれで、残念だと思う。

それらを抜きにして、主人公の立ち位置に立って考えると精神が壊れてもおかしくはない。

ラストで正気に戻ったようで戻らなかったシーンは、正気だかその現実を受け入れるのが辛く、脳を破壊してもらいたいという考えのもと自ら手術を望んだのではないか。

「サイレン」含め、基本的に映画は主人公の主観で進んでいくからこそ、今回のようなオチは想像し難い。だからこそ映画としての完成度の評価は良作だと思う。