フレデリック・ワイズマン監督の今年の作品!今回はロンドンの国立美術館ナショナル・ギャラリーの様子を捉えたドキュメンタリー。3時間超える長尺ですが、『ショア』に比べたら短編映画ですよ!!(大嘘)
しかもですね、今まで見たワイズマンの中では見やすいし、一番タメになると思います。なぜならばダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ゴッホなどの絵画の解説をしてる人を撮ってる(あくまで視聴者に向かって話すドキュメンタリーはワイズマンは撮らない)ので、自然とその知識を得る事ができるからである。
が、しかし相当マニアックな解説なんですねぇ。絵画とかに興味ある人は楽しいでしょう。
僕はそんなに興味ないですが…見ていられます。おそらくいつもの殺風景な風景とは違って絵の力が加わってるので耐えれるのでしょう。
家に居ながら美術館に行った気にもなれるのだから贅沢な時間と言えるかもしれない。
ただ、構成としては今ひとつ工夫が見られない気がします。