SF版ワイルドスピード。
米でヒットしなかったと聞いてたけど、確かに前作までのクレバーな創りと活劇が組合わさった出来の良さは影を潜めている。
代わりに始まったら止まらないジェットコースターアクションの坩堝で、アナログバイクアクションからSF的無重力カメラワークまで目にも止まらないとはこのこと。
アクション描写も救出作戦のやり方もファミリー的友情感も全部ワイルドスピードのまんま。凄まじいドライブ感なので4DXで観れば良かったと後悔した。
細かいこと気にしてる間に新しいアクションに突入するので、物語的には強引極まりない。しかし活劇としては満足。恥ずかしげもなく爆音ビートのカタルシスで攻める宇宙暴走族。爆音上映で観れば良かったと色々後悔。
しかし劇場の年齢層が異様に高齢化してて、こんなにロックな話なのに若い人に訴求できなかった宣伝に今のSF映画の現状の難しさを感じずにはいられない。
あ、ロック自体が高齢化したのか…