このレビューはネタバレを含みます
すごくいい映画だった
河瀬監督はハンセン病の療養所である奄美和光園に行ったときに「初めてわかりました。病んでいるのは囲いの外です」
と言ったらしいのだけど、この映画のレビューとしての感想もこの言葉につきる
ある人はある一人の人として、あるモノはある一つのモノとしてあるのだから、個別に会話していかなきゃいけないし、個別の存在として捉えなきゃいけないと思う
というかその方が理想だと身勝手ながら
思う
なのに、無駄にもなり得てかつ正確でもない可能性をはらんでいる知識により、なんで偏見なんてものが生まれてしまうのか
(知らないことを知るのは好きで、知識から学ぶことも好きだけど(笑)
)
固定観念に縛られてしまうのはしょうがないことだし、自分だって無自覚に人を傷つけることはあるし偏見を一切持ってないなんて更々言えないのだけど、そんなものが生まれてしまうのは残念でならない
病を患ってなくても生きてきゃ誰にだって人には言えないで背負っていかなきゃいけないものだってあるのに
「障碍」とか医学的に「病」として分類することは重要だと思う
だが、「障害」として捉えることに意味はあるのか
壁を勝手に作る必要なんてないんじゃないのか
とかとかそんなことを思ったり思わなかったり、、、、、、、、、、
とにかく、一人でも多くの人がこの映画を見て自分と同じように考えてくれてたらうれしい(笑)
https://m.huffingtonpost.jp/2015/07/13/an-sukegawa-interview_n_7790076.html