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バケモノの子のkouのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
3.0
《切り貼りされた内容》
師と弟子、父親と子という関係の中である意味師や父親が弟子や子を通して成長する。多くの映画でも語られることで、アニメのビジュアル的にもあまり目新しさはなく、どこか切り貼りしたものを見ているような感覚がある。後半の自己の闇という部分までもを継ぎ足した事で少し焦点がぶれ、どんなカラーのアニメだったかという所もなんだかぼやけてしまう気もする。

成長の過程をテンポよく見せたり、本を使った変化の見せ方はとてもうまく。省略を使った運び方は流石。そして景色を感じる映画でもあると思う。
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