ゆみモン

怒りのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

【2023年5月5日 U-NEXT】
レビュー未記入だったので再鑑賞。

吉田修一原作、李相日監督…とくると「悪人」を思い出す。妻夫木聡も出演しているし。

ところが、この「怒り」は、さらに無駄に豪華キャストが多数登場している。
八王子で夫婦が惨殺された事件。
その一年後、東京、千葉、沖縄の3箇所にそれぞれ正体不明の男が出没し住みつくようになる。
綾野剛、松山ケンイチ、森山未來の3人は顔も似ているように描かれ、それぞれが「犯人なのでは?」と疑わせるように描かれる。
3人とも、最も近くに存在した人に疑われてしまい、真犯人以外の二人は姿を消してしまう。

物語は、真犯人が明らかになるところで終わる。犯行の動機などは描かれない。それでいいのかもしれないが、気になる。