Kuuta

シン・ゴジラのKuutaのレビュー・感想・評価

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.5
2000年代作品の低空飛行感ゆえ、東宝の製作終了の報には落胆とともに「ゴジラもここまでか…」という諦めに近い感情を抱きました。そして、最終作と銘打ったファイナルウォーズの出来の粗さに愕然とし、ちょっぴり期待したギャレス版も「良いとこもあるけど…」とモヤモヤし続けた10数年。

コケたら国産ゴジラの火が完全消滅しかねない状況で、興行的な結果と、今なお生きるゴジラの可能性を示してくれた庵野監督には感謝の念しかありません。

公開から時間が経って気持ちが落ち着いた今でも、私はこの作品を「初代と並ぶゴジラ映画の決定版」と言い切っていいと確信しています。91点。
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