日本人は人智を超えた現象に直面した時、それを理解する為に、納得する為に、その現象を何かに置き換えてきた。
古くは妖怪がその最たる例だ。
東北大震災では"想定外"という言葉が多用された。
"想定外"の事態を経験した日本人にとって、この作品、そしてゴジラという現代版妖怪とも言うべき虚像は、その事態を理解する為の媒介として強烈に作用する。
他人事ではないのだ。
凡百の巨大モンスターパニックムービーとの違いはそこにある。
庵野秀明は、未曾有の災害に襲われた際の社会や、そこに住まう人々の脆さを描くと同時に、彼らの生命力、精神性の高さを描き切った。
エヴァを放り投げた彼からは考えられない程、完成度の高い作品です。
尚、君の名は。で新海誠は災害を恋愛を際立たせる為のスパイスとして利用した。ゴミクズめ。唾棄すべき男である。
最後に…
石原さとみは最高にキュートだが、あのキャラクターはよくわからなかった。
ガズィラガズィラうるせえし。
ガズィラ…いや…ゴジラ。
はじめっからそう言わんかい！？
こんな奴ホンマにおるんか？！って目で見ちゃってましたが、エリートと接する機会のないいち小市民の僕が何を言ってるんですかね？ゴミクズめ！
