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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃のJAMのレビュー・感想・評価

3.1
B級パニック映画みたいだ

これに尽きる。クレしん映画としては凡作のそれであったがそういうノリは好きなので楽しめたかなぁ、もっとこういうの作ってもらいたい。
序盤でカスカベ防衛隊との別れが描かれており、ベタながら風間くんのシーンはなかなか胸に来る物がある。クレしんは基本的にノリがギャグなので、そこにシリアスをぶっこまれるとギャップで通常より三割増しくらいで感動を受けてしまうのだ。そこから始まる異国での暮らし、まぁこの辺は映画特有の個性溢れる隣人達が描かれるので際立って他のクレしん映画と違う所はない、あぁでもラストまでカスカベ防衛隊が出ないってのは新鮮でしたね、てっきりどこから出てくるかと....。
今回は映画キャラの掘り下げというよりは、どのキャラにも魅せるシーンを作ってその後は補食される感じだったのでB級映画特有のノリ。何か、あれだなぁ。それだからって訳でもないのだけれどその時の旬の芸人とかいらないのになぁと今回改めて感じてしまったような、別にクレしんにそういうのは求めてないのに...やはりキャラが浮いているので寒く感じてしまうんですよね。
そんな感じで、キラーサボテンVSしんちゃん、オラの引っ越し物語でした。
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