GaPTooth

秘密の賭博場のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

秘密の賭博場(1905年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

[メリエス・マジックショー]
グレヴァン博物館(劇場)での興行。
メリエスの孫娘(マドレーヌ・マルテット=メリエス)が活弁士として題名やストーリー展開を伝えてくれる。
さらに日本語字幕付きなので正確に理解できるのもナイス👍
ピアノ伴奏はエリック・ル・ゲァン。

ピアノ伴奏込み3分間の作品。
1905年、パリで警視総監による賭博場の取り締まりが強化されたことがきっかけで思い付いて撮られた作品。

賭博に興じる賭博師たち。
「警察の取り締まりだー」で、賭博場が一瞬にして衣料店に早変わり。
警官たちは賭博をしている連中を捕まえようとするが、衣料店だから帰るしかない。

が、2度目の取り締まりには間に合わず、賭博師たちは全員退出。
賭博台係が灯りを消したところへ、警察官たちがドッとなだれ込んできて賭博師たちを捕まえようと大奮闘。
パッ!と灯りがつくと、賭博師たちの姿はなく...ナント!当の警察官たちが賭博を始めてしまうというオチ(笑)

メリエスの孫娘の解説によると、警察官僚に対する皮肉が込められている作品だそう。
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