天下の超かぼちゃ王大将軍

パラノーマル ホスピタルの天下の超かぼちゃ王大将軍のレビュー・感想・評価

パラノーマル ホスピタル(2012年製作の映画)
1.8
「食えても地雷」」

タイトルから分かる通り、そうです、地雷です。

ま、分かってたんやけどね。

割と、昔ながらの特撮系のスプラッタっぽかったし、
予告でもチープ感あったけど、食えるかなと。

ま、地雷って割には食えたけどね。

食えたけど、地雷は地雷だよね。

ま、昔、この手の地雷映画に手出しまくってた分、
耐性はあるんやけどね。

本作はもう完全なチープ映画というか、低予算映画。

レビューとかでもB級ホラー、B級ホラーって言われてる映画多いけど、
おおよそ、普通に見れるレベルの映画の予算って、
B級ホラーでも数百万ドルかかってたりするわけで、
逆に言えば、評価は低い割には、クオリティの保証はされてるわけで。

ただ、本来、B級ホラーって言われる映画のくくりって、
例えば13日の金曜日の最初のジェイソンは、スーパーの紙袋被ってたりさ、
所謂、映画製作者の出足で、金が本当に無いから試行錯誤で作られて、
割とホラーなら作り易いからって、ホラーにB級が多かったと認識してる。

そういう意味で、今の、
下手したら興行収入1000万程度は見込めたりするホラーってB級かって言えばそうでもなくて、
割とそれなりに稼ぎ見込んで作られた映画が多い。

そういう意味で言えば、本作は元来のB級ホラーというか、
製作陣がとりあえず何か作った的なね、提出作品だよね。

ま、それが、今の世の中では地雷映画って分類になってくるんだけれど、
この地雷の部類まで踏み込むスプラッタファンって一握りで、
これはこれで楽しみ方はあるんだけどね、体力使うんだよね、観るの。

いやもう、何ゆーてるか分からんけども、
つか、この映画についていう事もあんま無いんやけど、
ま、地雷映画ってジャンルの中では、割と食えるほうではある。

序盤が糞なげーってのと、割と予告ではよく見えた、特撮のゴア表現、
あれがイマイチだったのとってのを差し引けば、
・・・ん~、差し引いたら何も残らんかな・・・。

までも、ちょっとたまにイイ画撮ってたりね、
テンポもそんなに悪く無かった感じもあったりね。

ま、体調良かったら食うよ。
「大丈夫、大丈夫」って言いながら食うよ。

それぐらいのレベルかな。

ま、本編のホラーシーンに到達するまで半分以上、意味のないシーンに費やし、
挙句、そこに辿り付く前に、真相はBBAが語り散らすっていうのは新しかったけどね。

「BBA、全部喋んのかよ!」ってね、心のツッコミいれつつね。

「放尿マシーンの行いらんやろ!」とかね。

よく、ホラーレビューで「ツッコミどころ多い」って言う人がいるけど、
あれ、ツッコミちゃうからね。批判やからね。

ツッコミは、ツッコんだ事によって面白くならないと、ツッコミちゃうで。
誰かに見せるわけじゃないから、ツッコむ事で自分がね、面白くなるってね。

ほんとね、そこはね、理解して欲しいよね。
場がポジティブにならないと、それツッコミじゃなくて、水差しやからね。

何の話や。

あ、アブノーマルホスピタルの話か。

ま、観なくていいよ。
普通に生きて行く人は、別に出会わなくてもいい映画やから。

ま、スルーでどうぞ。