東朴幕院

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲の東朴幕院のレビュー・感想・評価

2.9
予告編を観てずっと関心を持っていたが劇場での観賞は叶わず、漸くWowowで放映時に観賞。
まず、飼い犬は飼い主が守らなければならないという信条の自分には主人公の少女が一番悪いと思っている。それが前提だと本作を肯定して評価するのは困難だった。あの父親の暴挙を子供だという武器を行使してでも守るべきだった。それ故、ハーゲンは酷い扱いを受け豹変していく....。
一方で犬たちの演技は、今までの犬パニック映画のそれよりはかなり上手くトレーニング出来ていたという印象。デヴィッド・マッカラム主演の『ドッグ』の様に尻尾振ってるワンコなんか居なかった。大したものだった!
この様に大前提が否定から入ってしまった為、なんでハーゲンが他の犬を統率出来るのか等突っ込みを言いたくなる気持ちとなってしまい楽しめず残念。
東朴幕院

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