二瓶ちゃん

仁義なき戦いの二瓶ちゃんのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
4.3
ヤクザのインタビューを見て急に見たくなったので。

東映。

【「パーチィー」の時間です】

原一男の水俣曼荼羅上映会のチケットを3600円で前売りで買ってたんだけど、ちょっと住んでる家の水回りのトラブルがあって、行けなくなって、ちくしょー!という思いで今作を鑑賞。

広島の言葉で細かい部分がわかってないし、登場人物も多すぎる。

なんだけど、すっごくバイオレンスを感じられた一本。

あの音を多用しすぎていて、ちょっとコメディかとも思える仕上がり。

低い声の菅原文太がとにかくカッコいい。

観た翌日は口が悪くなる事必至の一本。

この暴力は戦争から受け継がれたものなのか、それを地続きで描いていて、流石戦争を経験している監督は違うと思い知らされる。戦争は終わり、ヤクザも解体されていく現代の暴力はネットに向かうのか、とまで思わせた。

セリフ聞き取れないところあるけど、えぐみは想像以上だった、ということでこの評価。