ぶん

仁義なき戦いのぶんのネタバレレビュー・内容・結末

仁義なき戦い(1973年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

この時代のこの俳優陣だからこその躍動感と凄みがかっこいい。手記を基にしてるだけあってストーリーよりもそれぞれの生き方って感じがする。
殺伐として誰もがいつ死ぬかわからない緊張感と、感傷する暇を与えない潔さ、非情なまでの金と名誉への渇望!
菅原文太の立ち位置が渋い!梅宮辰夫と刑務所で血で盃を交わすところも、松方弘樹と死ぬ直前に語り合ったところも、伊吹吾郎と賭博場で拗れるところも渋い!何よりラストのセリフと表情!渋すぎる!
ナレーションと音楽と字幕のフォントもこの映画にはなくてはならないもの!
ぶん

ぶん