このレビューはネタバレを含みます
去年から公開が待ち遠しかった韓国映画。CMクリエイターが映画を創るとこんな感じだぞっ!と、良い意味で見せつけられた感じ。
原案のソーシャル・フィルムを見た事ある人からすると、それに創りを寄せてる時点でGood!!しかも、その映像作品の主人公アレックスの名前が、映画の中ではウジンのお店の名前になってて「あ、これ知ってる人少ないだろうな」と1人で得した気分になってにやにや(笑)
個人的に大好きな映画。単純なラブストーリーなのかもしれないけど、それでもぐっと引き込まれる。胸が締め付けられる。
1役123人だし、日本語やら中国語やら英語やら色々出てくるし、笑えるところも泣けるところも沢山あって、もうお腹一杯。そこで登場する終盤のチェコでの「弊社は貴方に関心があります」あたりのシーン…感動して鳥肌立ちました。あと逆プロポーズ!
それにしてもハン・ヒョジュ…今までの作品の中でダントツに可愛い!あとはハン・ヒョジュが共演を熱望したと噂の上野樹里も、重要なシーンに登場してて感無量。
気になったのは2人を繋ぐ音楽。どうやら『アマポーラ』という曲らしくて、ひなげしの花を愛しい人に見立てて歌った曲。花と言われて気になったのが、花言葉…ひなげしの花言葉は『恋の予感』…あー、すごく良い使われ方!
大事なのは外見?中身?もしかしたらこのフレーズはチープに聞こえるかもしれないけど、ストレートに「愛の本質とは何か?」って映画に投げかけられたのは初めてかも。
公開されてる劇場の数が少ないと、広まって欲しい気持ちもあるけど、広まって欲しくない気持ちも出てくる…でも、映画好きの皆さんには見て欲しいかも。
エンドロールもお見逃しなく!!!!とりあえず…今日はここまで!
●掲載記事
https://filmaga.filmarks.com/articles/551