ショウキ

ビューティー・インサイドのショウキのレビュー・感想・評価

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
4.2
2020年46作目

中身と外身を越えた恋愛テーマ。

CM製作をしていた方だけあって、
演出や全体の画がキレイ過ぎるくらいキレイですが、
テーマはロブスターやherような恋愛観についてで、
とても上手いこと描かれているなーと思いました。

主人公は毎日外見が変わってしまう設定なんですが、
123人1役というとんでもない配役構成で、
外見が変わるときミスティークみたいなのかな?とか、
思いつつビジュアルの変化を見るだけでも楽しめます。



※以下ラストシーンについて言及します。



最後のシーンで今までの色んな外見の主人公が、
次々とヒロインにキスするシーンがあるんですが、
愛って普遍的な共通項なんだよっていうメッセージが、
とてもドラマチックにキャッチーに表現されていて、
素晴らしいまとめ方だなと思いました。

ジョジョラビットでもそうでしたが、
人種や性別等々の垣根を越えた、
人という大きな枠組みで愛を語ってくれる
映画は良いなーと思いました。
ショウキ

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