このレビューはネタバレを含みます
デヴィッドが変態すぎる。変態デヴィッドの所業をただなすすべもなく眺める2部作だった。
もうデヴィッドがヤバいやつっていうのはわかるし、きっとまた今回もヤバいんだろうなって思ったら案の定その通りに進むから驚きがない。同じ時間をかけるなら絶対エイリアン1、2を見たほうが感動も満足度も高いと思った。
ちょっと高尚なものを作ろうとしすぎてる感がする。結局前作のラストでエイリアンっぽいものができたのもノーカウントで今回のチェストバスターが初めてのエイリアン扱いですごい劇的に描かれてたし、なんかエイリアンの創造主がロボットだっていうのが皮肉なのかな?だけど全然ゾクっとしないし凄いとも思えなかった…
ただ今回は調査し始めてすぐに感染するので展開が早くてよかった。
エリザベスショウ博士も可哀想だし、デヴィッドと関わった人全員可哀想。
あとウォルターの決断が肝なのに結局デヴィッドにやられて処理されてがっくりきた。ロボットが人間とどう付き合うかでデヴィッドは人間は救う価値ないってもう前作でスタンスは示してるんだから、今回はウォルターが別のスタンスを示さないとやってることが前作と同じになっちゃう。結局前作と同じくデヴィッドを観た映画で終わっちゃった。結構残念だった。