takanoひねもすのたり

人造人間13号のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

人造人間13号(2013年製作の映画)
2.8
死体農場(実在するテネシー大学の法人類学センターの研究施設)
そこに研修生希望の学生と教授が訪れ、教授が指定した3体の死体。
それぞれを学生達が調査し、その様子や分析結果から研修生を決めるテストみたいなことを始めたところ、ソンビみたいな奴等に襲われるという話。

古のホラーの名作のオマージュ的な場面もあるものの、なんつーーーーか、あまり気持ちが盛り上がらない。
登場人物達とゾンビもどきは、めちゃくちゃ叫んだり罵倒したりと賑や……うるさ……げほげほ。

わりとゴア描写は頑張っているっぽいんですが、目玉貫通、内臓むしゃむしゃ、首吹っ飛ぶとかいろいろ殺っているのにグロくない。
ゾンビもどきが黒過ぎるせいで映えない?のかなあ。

死体が蘇りゾンビもどきになり生きた人間を襲うのは、死体農場に放置されていたドラム缶の中のタール状の黒い液体(中止された秘密実験の廃棄物)のせい。
奴らの肌が、沼の緑から青っぽい黒、そして墨塗ったくったレベルになる。
しかもこいつらめっちゃ固い。
バイオハザードのアイツ並に固いわ、しつこいわでもうwwww

13号ってのは、献体番号なのか、囚人番号(ラスボス的な2人組はオレンジの囚人服)なのか、実験体の番号なのか、恐らくどれかな気がしますがラストのオチまで観たら最早どうでも良くなり。

教授がそれなりに強物感と引率者の責任を出していましたが、冒頭から傲慢だわ傲慢だわ傲慢だわで、お前が殺られろ!と何度思ったことか(仏の微笑)

一番優秀なのは、生き残りのひとりの女学生でした。
「〇〇許してーーー!」と言いながら、首ちょんぱしようとザクザク殺るところ👍です。