Donatello

ドライブ・ハードのDonatelloのレビュー・感想・評価

ドライブ・ハード(2014年製作の映画)
2.4
最近ジョン・キューザックさんが出てると嫌な予感しかしませんが、反面どこがで信じてる自分がいてですね、かたやトーマス・ジェーンさんも、レイ・スティーヴンソンさんには申し訳ないですが『パニッシャー』は彼の方が似合ってると思うし、『ミスト』なんかの演技も抜群で好きなんですよね。

そんな二人の映画なので薄っすらと期待したんですけども、既視感があるというかほぼ全編既視感で構成された映画でしたわね。

もうね酷い。
「タイトル詐欺」という言葉を提示する際の例として挙げてもいいんじゃないかくらい「ドライブがハード」じゃない。
邦題だけが突っ走ったのかと思いたいところですが、原題からして"Drive Hard"ですからね。
暴走するとこそこじゃねーだろと。

ファルコンとマスタングというグッとくる2台を登場させておきながらの見事な「THE宝の持ち腐れ」です。

それよりなによりジョン・キューザックさんの衣装がダサい。激しくダサい。そこが割と気になります。

そんな訳で映像やプロットなど見どころは薄いですが、2人の吐く台詞はまぁまぁくだらなくて面白く、Twitterなどの突っ込み画像にはそこそこ使えそうなので、キャプチャ職人にはなかなか隠れた名作になるかもしれません。
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