ボーダーラインのInagaquilalaのレビュー・感想・評価

麻薬戦争を扱った作品は数々あるが、冒頭から画面に漂う、この乾いた感じは好きだな。

と思って、監督の名前を確かめたら、ドゥニ・ヴィルヌーヴだった。「プリズナーズ」や「複製された男」で見せた独特の不穏な表現力は、この作品でも見事に生かされている。

「ブレードランナー」の続編の監督にも指名されているヴィルヌーヴ、マイ好きな監督のリストにランクインだ。