まる

グレイテスト・ショーマンのまるのネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

昨晩YouTubeで『This Is Me』のワークショップセッションの動画を見てえらく感動し、「こんなの観るしかないだろ」と思った私は、アマプラで299円課金して寝た。

そして今朝、会社に向かう通勤電車の中で、iPadを舞台にしたグレイテストショーが開幕した。

本作は、貧しい家庭で育った夢見がちな少年バーナム(ヒュー・ジャックマン)が、ショービジネスの世界で成り上がっていく姿を描いている。

貧しい幼少期を過ごしたコンプレックスで、上流社会からの評価を求め過ぎてしまい、支えてくれていた仲間や家族を蔑ろにしてしまうようになるが、ある事件がきっかけで本当に大事なものに気付くというストーリー。

そんなありがちなストーリーに『グレイテスト・ショーマン』ならではの個性を与えているのが、ミュージカル要素だろう。

もうね、とにかく伝わってくる。

歌詞が分かる字幕があってありがたいなと思ってたけど、途中で気付いた。

これは英語分からなくても伝わるやつだ。

歌と表情とダンスが、日本語訳された字幕以上にメッセージを届けてきて、こりゃ世界の共通言語は音楽だなって確信した。

なんかもう、地球人78億人で同じ歌を歌ったら、地球から争いがなくなるんじゃないかって思うくらい感化された。

最後に、これからこの映画を観る人は、YouTubeでワークショップセッションの動画を見てから、本編を観るかどうか判断することをオススメしたい。

5分もない動画だけど、あれを見て響かなかった人は、本編を観てもきっと満足度は低いと思うし、あれを見て響いた人には、感動の2時間が待っている。

私にとっては、最高のミュージカル映画でした。
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