「グレイテスト・ショーマン」を観てきた。
乗っけからのヒュー・ジャックマンが超絶かっちょイイ。そしてあの曲の高揚感はハンパない。
実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカルということだけどストーリーは至極解りやすく実際はもちろんもっとあれなんだろうけどPVのように楽しめるし歌唱シーンは秀逸。テンポもよく飽きさせないノリが個人的には「ラ・ラ・ランド」よりも全然良かった。
登場するフリークスたちの表現がとても“優しい”。シャム双生児も三本足もワンシーンくらいで後は見切れる程度。親指トム将軍はイケメン。「スリービルボード」のジェームズのようなタイプを想像してた。髭ガールも取ってつけた感じ。その辺は総じてソフトな表現となっている。いろいろな意味で計算され良くできてる。
ジェニー・リンドの歌唱シーンも素晴らしさに引き込まれた。後で口パクだったと知ってさらに驚いたが演じたレベッカ・ファーガソンの妖艶さと歌声のローレン・アレットのシンクロ率の高さに脱帽した。
映画館で観ておきたい一本。
余談になるがそんなにミュージカル映画を観てるわけではないのであれだが一番大好きなミュージカル映画はボブ・フォッシー監督の「オール・ザット・ジャズ」。
これを越えるミュージカル映画は今のところない。
