少年時代からの導入部からがかなり駆け足で、歌だけで全部説明するのかと思ったｗ
１９世紀の実在の人物の話らしいけど、使われている楽曲が全部ドラムの入ったロックがベースのリズムの曲で、１９世紀にはこういう音楽はまだ無かったのだよな。
そういうドラムのリズムは２０世紀の半ば以降に出てきた音楽だから、ミュージカル映画全盛期の、２０世紀前半までの作品は主にジャズがベースになっていた。
今は観客も作り手も２０世紀半ば以降に生まれた人間ばかりだから、ロックのリズムに何の疑問も持たないのだが、「ラ・ラ・ランド」なんかもそうだけど、これはやはり１９世紀を舞台にしていながら、２１世紀型のミュージカルなんである。
だからどうという事もないのだが、楽曲の観点を指摘する者も、あまりいなかろうという事で。
