べーた

グレイテスト・ショーマンのべーたのネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

“ショービジネスのパイオニア”として知られるP・Tバーナムをモデルにした、めちゃポップなミュージカル映画。

限界まで省いたストーリーを息つく間なく展開させてミュージカル場面でとことん勝負するシステムが大ハマり。
ミュージカル映画がやりがちな、カッコつけすぎて分かりにくいような筋はなくて、はちゃめちゃに分かりやすく最高にとっつきやすい!
まあララランドみたいなオシャレ感はその分少ないけど。

この構造が成り立つのはハイクオリティのミュージカルと奇抜で明確なキャラクターのおかげ。
特に“This is me”は圧巻。もうCMやらBGMやらで擦り切られてしまった感があるけど、本編でのド迫力は何回見ても良い。
“Come arrive”や”relight the stars“をはじめ、ノリやすい魅せ方で記憶に残る名曲揃い。

今回が2-3回目だけど、家で見たのははじめてやから今までになくストーリーに集中できた。
フィリップとアンの絡みってあんな本筋でしかもハッピーエンドだったっけとか、バーナムてあんなに人格に問題あるポジやったっけとか、記憶とズレてる部分が多くてびっくり。
やっと納得して話がつながった部分が多くて嬉しみ。

もう一回いつか映画館で見たい、超キャッチーミュージカルです。
べーた

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