ニューヨークタイムズの敏腕記者マイケル・フィンケルは、アフリカの奴隷制度についての記事が問題になり解雇されてしまう。
捏造と指摘されたその記事は、マイケル自身がこの問題についてもっと深刻に考えるべきだと考え、脚色がこの加えられていた。
仕事を失ったマイケルは、失意のまま妻が住む町に帰る。
そんなマイケルに、謎の電話がかかってきて…
コメディ映画の常連コンビが笑いを封印した、サスペンスミステリー。
職を失ったマイケルが、ひょんな事から再起のチャンスを手に入れる。
家族を殺した罪に問われている男は、なぜマイケルの名を名乗ったのか…
その事について、被告人ロンゴの口から語られる事はなかった。
マイケルは、何より真実を重んじる記者。
ロンゴはそんなマイケルについて調べ上げ、エサを撒いた。
そしてそのエサに食いついたマイケル。
ロンゴは何者なんだ！
殺人鬼なのか、詐欺師なのか、家族思いの父親なのか…！
どちらかに感情移入して観ると、登場人物の気持ちが理解しやすい。
実話なので、この映画を観てて感じる「なぜ？」には答えがない。
終始スリリングで、先の展開が読めない緊張感のある映画だった！
