コンセプトは面白そうなのに、
実作品は残念ながらでした。
多分、その第一の理由は、
ジャンル作品にも関わらず、主人公の目的が明確でなかったコトですかね。
主人公が何のために何をしているか、終始不明でした。
そのために、共感も感情移入も出来ず、
客観的にクールな眼差しで目詰めるコトしか出来ませんでした。
細かいところでは、
明の時代の英雄が現在の香港に蘇るト云うアイデアがまったくト云って良いほど活かされていなかった。
ココはカルチャーショックの連続で大きな笑いが取れるところだと思うのですが、
平気で携帯電話を使いこなしたりしてしまって、
ああ、勿体ない…。
見どころは、
橋の上のアクションかな。
でも、CGを使い過ぎると、
せっかくのドニー・イエンの本物のワザもどうせCGでしょ。
ト一蹴されてしまいそうで、
コレも、ああ、勿体ない…。
どうして、もっと、ホンにこだわらないんだろう⁇
でも、まあ、続編も一応は、観ます。
