takanoひねもすのたり

クラウンのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

クラウン(2014年製作の映画)
2.8
ピエロの衣装が脱げなくなり(服どころか赤鼻とカラフルズラも)しかも子喰い悪魔の衣装だったもんでマイホームパパが殺人鬼に変貌してゆくホラー。

ケントが口に銃突っ込んで自殺図ったシーンは印象に残る。なにせ背後の壁に飛んだ血飛沫がカラフル(ズラの配色と同じ)

ケントの嫁メグがひどい。
協力者のハーバードをゲーセンに置き去りにしたのには唖然とした。ケントの罪を彼に擦り付けるつもりだったのか。
メグもメグの父も人の話を聞かない(やはり父娘だ)
ハーバードも言いにくいのは分かるが何故きちんと話をしない。
話の展開上の都合があるにしろ、どいつもこいつも…笑
口数少ない子供が一番的確に状況を察している。

グロ描写は子喰い事後のみなのでそれほどインパクトも血糊の量も無い。首びろーんくらいか。
怖さはなかった。
子供のためにピエロに扮しただけだったケントが報われない話。合掌。