望まない妊娠をしてしまった孫娘が、作家でレズビアンのおばあちゃんの元へ中絶費用を助けて欲しいと訪ねるが、お金のないおばあちゃんは中絶費用をどうにかする為に孫娘と二人で知り合いを巡って行くというストーリー。
偏屈で型破りだけど憎めないおばあちゃんをリリー・トムリンが素敵に演じていました。大好きなドラマ「グレイス&フランキー」でも強烈で愛すべきキャラクターを演じている彼女、好きだなぁ。
知り合いを巡っていくうちに、おばあちゃんの色んな過去も明らかになって行きます。口が悪くイラつき気味の彼女の本当の気持ちがだんだんと見えて来るんです。
自分に気合いを入れながら前を向いて生きる姿も、寂しげで孤独な後ろ姿も、凄く印象的で心がぎゅってなりました。
祖母、娘、孫娘のちょっと変わったファミリームービーでした。
リリー・トムリン演じるおばあちゃん、お母さんって「くぅー!歳重ねたらこんなばばあになりてぇ!!かっけぇぇ!」って、ちょっと荒々しく思わせてくれるクレイジーでファンキーな役が多くて好き。