もちお

パワーレンジャーのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

パワーレンジャー(1995年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 久々の鑑賞です。
 子供の頃に観たことがあります。
 今回は東映特撮YouTube Officialにて配信されていたので観ました。
 吹替版です。

 気になったところもありますが、好きなところが多いです。
 最後の打ち上げが特に良かったです😄

①スーパー戦隊との距離感
 詳しくありませんが、好きです。
 『オーレンジャー』(終盤のみ)、『カーレンジャー』、『メガレンジャー』、『ギンガマン』(序盤のみ)をリアルタイムで観ていました。
 また、レンタルで『ダイレンジャー』と『ゴーカイジャー』を観ました。

②気になったところ
・ロボットの顔立ち
 のぺーっとしていて、かっこ良くなかったです😥
 ただ、合体過程が丁寧に描写されていたのは好きです。
 パーツの移動が細かくて楽しかったです。
 いきなり合体するのではなく、個別の活躍が描かれるところも良かったです。
 また、CGでのロボ戦自体は楽しめました。
 スーツアクターさんによる戦闘の方が馴染みはありますが、CGも面白かったです。

・忍者パワーを習得する過程
 楽しかったですが、個人的にはもっと修行に力点を置く方が好みです。
 忍者としての修行をする描写が観たかったです。
 本作の描写ですと、元々強い人たちが新たなパワーをもらっただけに感じてしまいました。
 努力描写が観たかったです。

・カエルについてのフォロー
 「キスされたら王子様になれる」と言われてましたが、違和感が😅
 カエル自体の強み(ジャンプ力や水中でのスピード、舌を伸ばせる点)を誉めてほしかったです。
 他のメンバーに比べて、扱いが雑に感じました。
 残念でした。
 
・鶴と鷹
 鳥が2体なのは被っているようで、少し気になりました。
 ただ、鶴のキンバリーと鷹のトミーが特別な関係のようなので、むしろ良いとも思っています。

・最後は股間にキック
 ちゃんとした必殺技で締めてもらいたかったです。
 軽い着地に感じました。

③良かったところ
・最後の打ち上げ
 正直、子供側の活躍は描かなくてもと思っていました。
 場面の切り替えが気になったからです。
 ただ、最後の「未来のレンジャー」話で一気にグッときました。
 本作を観ている子供たちへのメッセージとして素晴らしかったです。

・レンジャーたちのアクション
 楽しかったです。
 変身後だけでなく、素顔でのアクションも良かったです。
 また、6人がそれぞれ活躍するところも良かったです。
 6人が1つのチームとして機能していることが伝わってきました。

・なかなか不気味
 悪役たちのデザインが良かったです。
 あの豚さんと羽のある怪人が好きです。
 脳ミソが丸出しの方も印象に残りました。
 倒されると、グチャッとなる紫色の方々も気持ち悪くて良かったです。
 烏天狗たちも見た目が怖かったです。
 悪役ではありませんが、弱ったゾードンもなかなかショッキングでした。

・上映時間が短め
 観やすかったです。

・日本のスーパー戦隊との関係
 『ジュウレンジャー』の5人に、『ダイレンジャー』のキバレンジャーが加わっているという構成が面白かったです。
 また、『カクレンジャー』のロボが出てくるところも楽しかったです。
 本来別々の作品がつながっているところにワクワクしました。

④まとめ
 気になったところもありますが、全体的に楽しかったです。
 観て良かったです🙇
もちお

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