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御用牙のtoshiのレビュー・感想・評価

御用牙(1972年製作の映画)
4.5
ぶっ飛びアニメ「チャージマン研!」に続き是非鑑賞を!と、またまたりょーこ様に推された今作。兎に角股間の鍛え方がハンパないとりょーこ様の推しの理由もぶっ飛んでいたので、アマプラでレンタル料払って本日鑑賞しました。レンタル料払って観る価値ありました。
りょーこ様、推しをありがとうございました。

勝新さん演じる板見半蔵。この板見半蔵こそが股間を鍛えるみたいなのですが、そのシーンが待ち遠しくて・・・と思ったら早々に出てきましたw
凄いというか、何をやってんだ!とw 少なくとも食べ物を粗末にしてはいけないというか、アレ突っ込んだソレはちゃんと食べるんでしょうか。
そして鍛えただけあって半蔵のリーサルウエポンの威力はハンパありません。例えば女性の「嫌」という言葉はその逆の意味だとよく聞きますが、逆ではなく本心そのままを女性に言わせてしまう半蔵のリーサルウエポン。威力がハンパないですw

そんな巨砲を持つ板見半蔵ですが、町奉行でありながら自ら拷問を受けるという趣味?があり体は傷だらけです。今作でもある拷問を自ら受けますが、拷問終わって立ち上がるとふんどしの中にははちきれんばかりのあの巨砲が・・・。
半蔵は自らの身体を特殊な痛めつけをする事で興奮する性癖がありそうです。70年代に制作された作品で中々クセのある設定にちょっと驚きました。
1990年代、ヤングサンデーという漫画雑誌があったのですが、そこに連載されていた殺し屋1という漫画に、今作半蔵と同じく自分の身体を痛めつけ快楽を得るとんでもなくど変態なヤクザ垣原を思い出しました。

70年代初期の今作。勝新さん筆頭に、ライダーのおやっさん小林昭二さん、水戸の御老公西村晃さん、Gメン75での極悪非道な殺人犯役で子供の頃トラウマになった蟹江敬三さん、若い頃は兎に角千原兄弟のジュニアさんにしか見えない石橋蓮司さん、今作門番でチョイ役のチャンバラトリオ・・・。当たり前ですけど皆さんお若い。

個人的には勝新さん演じる半蔵の股間の鍛え方に加え、大ラスの網で引き揚げた女に対し、丸まったその女の下からウエポンを使用してあんな事やった半蔵にも感動致しましたw

そして短い時間だけど流れたモップスのエンディング曲がめちゃくちゃカッコよかったです。
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