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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドのtoshiのレビュー・感想・評価

5.0
第2営業日というクソ忙しい日に、仕事なんかやってられるか!と有休取得し公開初日の本日鑑賞してまいりました。会社休んでまで観に行ったかいがありました。でも根がビビりなので帰宅後メール確認したら鬼の様な数の請求処理に対する承認依頼の自動メールが。先ほどまで必死こいて承認ポチポチやっておりました。

さてお話戻しますが、内容というか本に物足りない旨のご感想を多く目にしましたが、本編50話のあの神がかり的な内容から、今作1時間強の尺でこの内容にまとめたことに私はあまり不満は感じておりません。例えば今作巧の言動など、本編を何度も観た身としては何を言いたいのか何をしたいのか分かります。また仮面ライダー4号での巧の扱いがとても残念だっただけに、20年の時を経てこの内容に作り上げてくれた事は感謝しかありません。

真理、ちゅうか海堂、北崎、みんな変わらない。草加だけは20年たって大人になった?と思ったのですが・・・。やっぱり草加はそうでないと。やっぱり草加も変わってないw 惜しむらくは既にお亡くなりになられた泉正行さん演じたことで木場が登場しなかった事。泉さんがご存命であれば絶対木場も何らかの形で出てきただろうし、木場登場によっては今作内容は大きく変わっていたかもしれません。そして芸能界引退により溝呂木賢さん演じた啓太郎も不在というのも寂しかったです。
で、やはり何と言っても巧。落ち着いた大人となった巧でしたが、20年後のスクリーンの中に居るのは紛れもなく乾巧でした。

死んだはずの草加や北崎がなぜ存在しているのか。その理由はしっかり今作に描かれています。なるほどなぁ・・・でした。そしてとんでもなく衝撃的なシーンがあります。ちょっとニヤついちゃいましたw でもそれがオーラスのあの巧につながるのか!と終盤妙に納得。

そして何と言ってもクライマックスのラストバトル。啓太郎不在ですが啓太郎の甥条太郎がいい仕事します。さすが血筋です。そこで既に込み上げるものがあって、そのあとのシーンで号泣です。555好きだったらみんな泣くと思いますw

ラストもあれでいいです。あれが555です。
キャストはじめ作品関係者の方ありがとうございました。

尚、私が最近愛用しているフレグランスは仮面ライダー913をイメージした913フレグランスです。なんか分るなぁってあやしい香りです。
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