IDEAいであ

スター・ウォーズ/最後のジェダイのIDEAいであのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1)レイは誰なんだという疑問は封印したままだった。
そもそも続三部作(新三部作1~3、旧三部作4~6)は旧三部作から付け足したストーリーなので、どうしても無理がある。新三部作で終わったと思ったら、ジョージ・ルーカスがディズニーに版権を売って女性ジェダイのオリジンを描く物語へとスターウォーズは変わったからだ。
だが2015年のフォースの覚醒(エピソード7)を見たときは終わったと思ってたスターウォーズが再び見れたことにやはり興奮した。しかし、やはり昔のスターウォーズではない。
そもそも、レイは誰なんだという疑問が残ったままでは、レイには感情移入出来ない。
ルーク・スカイウォーカーとレイア姫という素晴らしいキャラクターから始まりハン・ソロ、ダース・ベイダー、オビワン、C-3PO、R2-D2と魅力あふれる脇役に囲まれていた。
それがハン・ソロは死にルーク、レイアは年老いてしまいその代わりのレイ、フィン、ポーではとうてい前作を引き継ぐ役者じゃない。
それなのに続三部作の鍵となる、レイは誰なんだという疑問を旧三部作でルークとレイアの出生を見事に明かしていった手法ではなく、レイの出生をほとんど封印したのは、エピソード9に引き継ぐためにしても、失敗だったと思う。レイの出生の秘密をもう少し明かすべきだったと思うが、それが出来なかったのはまだエピソード9の脚本が完成してないからだと思う。
ここでレイに関してもう少し続けると、では誰の子供かだ。
やはり一番はルークの子供と言うストーリーは、納得の線だろう。
フォースを操るには、血筋が大事だ。(笑)
となると、カイロ・レンの兄妹というのも考えられたが、今回見るとどうも違うようだ。
またはすごい話で、アミダラとダースベイダーの間にはレイアとルーク以外にもう一人(一人でも二人でもいいけど)兄妹がいて、その子供がレイという設定だ。
とにかくレイの出生をもう少し明かしておかないと、興味がどんどん薄れてしまうと思うのだ。
レイについてもうすこし余談を書くと
演じていたデイジー・リドリーだが、最初見てびっくり!
二の腕の太いこと!
しかし、次のシーンでは元に戻ってる。すると次のシーンではまた太ってる!
太って痩せて太って痩せたのか、撮るシーンが前後してるからそう見えたのだろう。レイはやっぱり太ってちゃまずいよ。

2)2時間半は長すぎる!
映画は1時間半から2時間弱がちょうどいい。と言うのが僕の持論だ。昔は唯一「存在の耐えられない軽さ 」が長くて、途中で飽きてもこれはこれでいいと思ってた。しかし、昨今2時間を超える映画が当たり前になってる。
スノークが殺され、カイロ・レンとレイが戦ったシーンで終わらせても物語は十分エピソード8に引き継げると思ったのだ。これでちょうどいい長さだ。

3)スノークが弱っちすぎた!
書いて思いだした。スノークが弱すぎ!
カイロ・レンはレイにライトセーバーで傷つけられたのに、簡単にスヌークが殺されていいのか?

4)最後の少年に落胆した。
そして最後にまた新しいキャラクターを登場させた。
軸がぶれすぎだ。
これもメインキャラクターのレイ、フィン、ポーではもたいないという証か。

5)それでも十分に面白かった!
いままでエピソード8を散々けなしてきたけど、それでも十分に面白かった。
レイがフォースにどのように覚醒するのかというわくわく感。
もちろん戦闘シーン。
レイとカイロ・レンの戦い。
最後のジェダイはどうなるのか?
そして、塩の砂漠の赤と白の色彩。
僕は3.8を付ける。

そして次作ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーが楽しみです!