真夜中

国際市場で逢いましょうの真夜中のネタバレレビュー・内容・結末

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

朝鮮戦争によって家族を引き裂かれた傷を背負いながら、とにかく家族のために生き抜いた主人公の姿に思わず胸が震えました。
時にはシリアスに、時にはユーモラスに描かれる激動の人生はまさにジェットコースターのよう。
年老いた主人公の回想だとわかっているにもかかわらず、何度となく死にかける場面にドキドキさせられちゃうんだから凄い。
現在と過去の移り変わりも滑らかで、過去の様々な経験が後の人生に大きな影響を与えていることがジグソーパズルのように組み合わさり、
ひとりの男のストーリーと韓国の歴史が形作られてゆく課程が重ね合わさってゆきます。
後半の泣かせシーンの連続で困りました。
自ら買い取ってまで店を守る理由とか、とか涙腺崩壊ですわ。

「ドクスよくやった!よく家族を守った!!」と心から拍手を送りたい気持ちでした。
オ・ダルス演じる親友もいい味出してましたよ。
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