嫩

美女と野獣の嫩のネタバレレビュー・内容・結末

美女と野獣(2017年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

16:9のディズニー作品に目が慣れていたせいで、突然のシネスコにびびった

オシャレ構図、オシャレ美術、オシャレ演出、オシャレ衣装、オシャレカラコレにオシャレCG、嗚呼素晴らしきオシャレ映画
やり過ぎなくらいが良い、ディズニーなので。

思いの外群像劇チックな仕上がりになっており、たいへん良かった。
恋愛に共感できない観客の為の、他の受け皿をなるべく多く用意したのは実写版の成功ポイントだと思う。
野獣の心情を描きすぎなかったのも効いてたと思うけど、子供ウケはしなさそうな感じがした。知らん間に両思いなっとる!?となりそう。
広場の引きの絵で、民衆(ちょっと人数多くない?とは思ったけど)が動きを止めて、ベルだけが歩き続ける演出がミュージカルチックで良かった。
最後のキスシーンで2人の周りをカメラがグル〜!!!っと一周するのはちょっとやり過ぎててオモロかった

あとこれだけ言わせてくれ、ガストン、彼が期待を一切裏切らず良かった。
ザ・愛すべきヴィラン。
忠実に再現しすぎ この映画でガストンガールズ増えただろうなあ。

当たり前だけどエマも素晴らしかったです。
こんなにも知性と自信を内側から滲ます芝居が上手い役者、他にはいません。ふつーに。
あとベルパパの俳優さんあれなに?良すぎる すごかった
嫩