期待値高めで観ましたが、期待を裏切らない素晴らしい出来。
小さい頃から、セリフを覚えるくらいアニメを繰り返し観て、ディズニーで一番好きな作品。実写化が決まった時から公開を楽しみにしてきました。
見慣れたシーンの数々と名曲で溢れるスクリーンに釘付けになって涙が止まりませんでした。
シェイクスピアのセリフのやり取りからの図書室への誘導のシーンはアニメよりも自然で、野獣の知性が垣間見える瞬間のひとつひとつにベルが引き込まれていく様が丁寧に描かれていたところがすごく良かった。イケメンだけど粗雑で教養のないガストンと、見た目は不気味だけれど実は優しくて知性的な会話ができる野獣、のコントラストがよく描かれていたと思う。
実写化にあたり肉付けされたストーリーもよかったけれど、その分アニメにあるシーンが削られてるところもあり、ちょっと残念なところも。個人的には、ラストで野獣が王子様になったところで、ベルが目を見て「あなたなのね」って言うシーンがすごく好きなので、そこが削られてて変化→抱擁のくだりがさくっとまとめられてるところが一番残念だったなぁ。王子様振り返るところも音楽とテンポが合ってなかったし泣。
それでも今回めっちゃ感動したのはガストンのハマり具合！イケメンゲス男っぷりが最高でした。
それにしても、キャラの身振り手振り、眼差しひとつどれをとっても実写に引け劣らないディズニーアニメーションの完成度の高さに改めて大好きが止まらなくなりました。もう一度アニメ見返そう、、(日本語版が好き)
