アニメ版を公開時に劇場で観て、うっとりしたことを覚えている。あれから26年(!)、アニメ版のままに実写化されているようで、ああこんな場面あったなぁ、などと感慨にふけりつつ鑑賞した。
エマ・ワトソンが美しく、歌声も素晴らしい。脇役も豪華で嬉しい。
だけど、こちらの心が老いてしまったのか、アニメ版を観たときほどにはときめかなかった(-_-)
アニメ版ではとてもチャーミングで存在感のあったティーポット夫人などの造詣が雑なのか、あまり魅力を感じなかった。
他方、ガストンを演じたルーク・エバンズが濃くて、色気があって、とても素敵だ。性格の悪いワイルドなイケメンか、心優しい野獣か、現実の世界ではもちろん後者が好きだけど、前者にときめくことができるのが映画の魅力♪などと、ほざいている野獣のようなおばちゃんはワタクシです。