Vシネ時代の三池崇史の隠れた傑作!三池崇史監督作でベスト3に入る。
粗筋だけ観れば主役はケンカ番長やべきょうすけと北村一輝にみえるがそうではない。
真の主役はやべきょうすけの友人役で何者でもない凡人奥田智彦なのだ。
やべきょうすけと北村一輝の強さと華やかな青春に憧れ、愛する人も得られなかった奥田智彦の人生に最後の最後まで本作はエールを送る。
取り返しがつかない状態になった奥田智彦に送るばあさんの言葉の優しさに涙。
三池崇史がVシネを観ている層に向けて(若しくはは自分自身)作られた青春映画の傑作。
未だにDVD化されてないのが納得いかない。ビデオで観たっきりなのでもう一度観たいのよ。再販して!