山形国際ドキュメンタリー映画祭にて
凄惨な現場が多いが、兵士はどこか牧歌的だ。ニュースで観たようなブチャ虐殺の様な現場がなかったからだろうか。
カメラをつけた人が地雷を踏むシーン、マンションが半壊してる現場など言葉を失う。
様々な人にインタビューしてるが皆2014年のクリミア侵攻を話す。昨年の侵略はいずれ来るものと認識してたのかも。また、親ロシア派住民のプロパガンダの強力さとか(ウクライナ民でも、この侵略を解放ととらえてる人がまだいるという)。
登場した人は皆、時間はかかるが我々は必ず勝つお話していた。早期に終わる問題でないと理解してるんだなあ。
監督とのQ &Aで高齢男性の質問が凄かった
「私が経験した戦争は相手に強い憎しみがあった。この映画からはそれが感じられない。何故なのか?」
「我々は近代以降、他国を攻撃したことのない国だ。また、国が違うとはいえ、一つのエコシステムを共有している」(大意)
監督に質問者のニュアンス正確に翻訳されたか分からないけど、よく怒らなかったなーと。今回一番びっくりした質問。