盲目の美女の自宅に強盗が入るという超シンプルな筋書きながらとても評判の良いワンシチュエーションスリラー。監督は『007』の生みの親テレンス･マリック。妙齢を迎えたオードリー･ヘプバーンの腺病質な演技が素晴らしく、強盗の策略に翻弄されながらも、きらりと光る知性で事件を解決してしまう盲目の美女を凄まじい説得力で演じてる。手の込んだ犯行があれよあれという間に進み、ロマンスを匂わせつつ、生じた時と同じくらいドラマチックに解決される謎。なんとなくヒッチコック味のあるストーリーだなと思っていたら、『ダイヤルMを廻せ』と同じ脚本家なのか。しかし最後は何がどうなったの？暗すぎてわからず！笑
