にっきい

ヒトラー暗殺、13分の誤算のにっきいのレビュー・感想・評価

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)
2.5
ダンスの最中にお尻触るのはセクハラ!

公開前に予告は見た記憶が無いから『ヒトラー暗殺』と言うタイトルの響きだけで鑑賞を決めたんだと思います。

ヒトラーは13分前に席を立ってた、って話し。
トム・クルーズの『ワルキューレ』みたいなのを期待してたんですよ。
そしたら僕には全く魅力の分からない男が、次から次へと女性をたらし込み、エッチな事ばかりしてる?
そんな脳内にエロしか無いような男が、どのようにして暗殺未遂事件を起こしたのか?
自分は"自由"だと言い、ゲシュタポに反論する勇気は無いのに、影でコソコソと悪口を言ったりしてるだけ。
その結果として自分だけやなく、周りの人達にも迷惑がかかるなんてお構いなし。
まるで"自由"と言う言葉が免罪符だとでも思ってるのか?
オープニングの爆薬を設置してるシーン、起爆装置の動き、脱出しようとした国境で捕まるシーン、そしてナチの尋問中に迫る爆破時刻、とスリリングな展開だったのに、クライマックスはそこだけ。
犯行を自白しないので拷問されるけど、ホラーじゃ無いからグロ描写は無し。
頑なに自白を拒否してたのに、元恋人を人質にされた途端にベラベラ喋りだす。
後は面白くも無い回想シーンが延々と…。
人妻と恋に落ち、その辺りからドイツは戦争に向けてまっしぐら。
主人公は、自分が何かしないと国民が苦しむ事になると、ヒトラー暗殺を計画する。
でも彼にとっては不倫も暗殺もどちらも大切。
だから同時進行?
だけど最後は愛する人のためってより、国民が困るのを見てられなくてって感じで暗殺計画を実行する…。
考えは立派なのに所詮不倫男に思えて、感情移入できなかった…。
主人公の名前がエルサーで不倫相手の女性がエルザ…、ややこしいよ!w
取調べ中、記録係のおばさん?美人だった!w
因みに、今作で主人公の尋問を担当した親衛隊中将ネーベは、トム様主演の『ワルキューレ』で描かれてた暗殺未遂に加担した人物って事で、レビューの最初と最後が上手くまとまったかな?w

これ見たの7月9日深夜(10日早朝)だったんですが、コロナ休業が明けてフルタイムで働き出して約3週間。
そろそろ疲れが出てくる頃w
明日こそは早く寝ます!w




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2015年11月1日
鑑賞回:ー
劇場名:TOHOシネマズ二条
座席情報:SCREEN4 X-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:114分
備考:過去鑑賞記録、ファーストデー
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