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黄金のアデーレ 名画の帰還のDKのレビュー・感想・評価

4.2
原題問題から。
原題はwoman in gold
邦題は黄金のアデーレ 名画の帰還

原題のwomanは主人公のマリアアルトマンの叔母アデーレを指しています。
この映画予想以上でした。
マリアアルトマンを演じるヘレンミレンはマダムマロリーです。今回も芯の強い毅然とした女性を演じています。いいなあこの人。

オーストリアに住んでいた裕福なユダヤ人家族がナチに追われ、家族を残し祖国を捨て渡米した女性が、家族から理由なく奪われた絵画を取り戻すための戦いが描かれます。一見つまらなそうてますが実に心情描写が巧みでどんどん引き込まれました。
特に日本人が想像もできないユダヤ人への迫害や祖国を追われ、家族と引き裂かれ、理由なく資産や大切にしているものを接収されるのを見て、またそれを取り戻そうと毅然と立ち向かう、弁護士や。彼女の思いを想像して心を揺さぶられる思いでした。
実話であり、彼女が取り戻したアデーレはNYCにあるとのこと、いつか実物を見てみたい。

素晴らしい映画だと思います。