毎日ルーティンをこなすトイレ清掃員の日常。びっくりするようなことはなくルーティンが最後まで描かれる。とはいえ毎日全く同じというわけでもなくやはり外的な要因がそこにはあり、多少の変化をもたらす。そしてエンドロールで劇中でも印象的なシーンとして描かれる木漏れ日についての解説がある。つまり同じように見える毎日やルーティンも実は1日として同じものはなく過ぎゆく毎日であってというようなことに思い当たる。
毎日同じと思うかちょっとした変化を察知できるかはその人次第なのだ。たまにはairpodsを外し、目線をスクリーン以外に向けて見ると同じと思っている日常に変化があることに気づくのかもしれない。
それといい音楽は人生を豊かにするのは間違いない。
