ことのは

64 ロクヨン 前編のことのはのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)
3.5
【犯人は、まだ昭和にいる。】

わずか7日間しかなかった昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件、通称『64』
横山秀夫の小説を映画化した作品。

原作がすごい好きで、ちょっと劇場で観ようかなと考えて、前後編に分かれてるので辟易してDVDで鑑賞。

まずやっぱり、3時間くらいの長尺になってもいいから、前後編分けずに映画化すれば良かったのに…。
まあ、そこで切るだろうなというところで案の定後編へ。

ただ、映画としての山場の作り方も上手く、豪華出演陣の熱量の高い演技に圧倒される。
その中でも、主演だから当たり前なんだけど、ほぼ佐藤浩市劇場。
佐藤浩市の演技が好きかどうか、それにかかってるくらい、佐藤浩市の演技を堪能出来る。

結末を知っていても乗りかかった船。
後編でも、佐藤浩市の油の乗った演技を楽しみたい。
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