大量の水とタンパク質の塊である我々の体。組成は同じなのに、考えることは違う。例えそれが子どもでも違う考え方を持っている。
育て方がどうとか、両親がどうとか、もちろんそれも影響はするけど、この映画を見ていたらそれだけでは説明がつかないと思うし、世の中にはこんなに感受性が強くて、上手く生きられない(そもそも上手く生きるという定義も分からんけど)人が確かにいるんだろうなと思わされる。
into the wildの主人公にもちょっと似てるような感じ。
そしてそんな心につけ込む人間がいることにも反吐がでます。辛い。
違う人間と諦めて自分を守るのも分かるし、自分の子どもだからとどこまでも執着するのもわかります。全員が傷付くのが見ていて辛くて仕方ない映画でした。
ジェニファー・コネリーが出る映画は大概どれも辛いけど、これもなかなか。