2回目の鑑賞。ファンタビ2を観て、この作品が観たくなった。たとえ周りを傷つけてもありのままの自分でなくては生きられない、自分とは何者なのか、本当の自分を求める気持ちは人間の本能なのか。その渇望は想像するしかなくて、そういう私はきっと恵まれているのだなぁ。
神様なんてどこにもいないと私は思ってる。こんな生まれつきの試練って酷すぎないか。あんまりだ。
この作品の好きなところは美しい映像。デンマークのふたりの部屋、街、風景、アイナーの絵。美しくて寂しくてとても好き。終始、ゲルダの気持ちに寄り添ってしまうので見終わると哀しみに沈んでしまう。この映画が誰かの勇気に繋がると良いなぁと思う。