せがみ

ある天文学者の恋文のせがみのネタバレレビュー・内容・結末

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

親子ほども年の離れた、大学教授のエドと彼の教え子で大学院生のエイミーの秘密の恋。彼が亡くなってからも不思議と届き続ける数々のメールや手紙、ビデオレター、荷物…。喪失感や後悔に苛まれるエイミーを観ているのは辛かったけれど、端々にエドの深い愛情が伝わってきて良かった。安っぽいラブストーリーではなく、淡々と静かに物語が進んでいく中で純粋な愛が感じられる作品だった。

あるサイトにてこんな記載を発見。
“エドは天文学者なので「遠くの星がもう死んでいても、そこに届く光はまだ何年も届く」「今見ている光は何光年も前のもの」というあの事象をエイミーにプレゼントしたい。そのためにエドは先読みして、自分が死んでからもエイミーのところへプレゼントが届くよう、手配している。”
なるほど、天文学者ってことをすっかり忘れていた!ロマンがあって素敵。人によっては受け入れがたい場合もあるかもしれないけれど…。
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