ユースケ

プレデター2のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

プレデター2(1990年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台は南米のジャングルからロサンゼルスのコンクリートジャングルへ。
主演は筋肉モリモリマッチョマンの変態アーノルド・シュワルッェネッガーからブラザーの星ダニー・グローヴァーへ。
【プレデター】シリーズ第二弾は、コンクリートジャングルを舞台に、ゴリゴリのゴリラ刑事と狩りの美学を貫くエイリアンの戦いを描いた一本。

大都会の獲物の多さと武器の充実にテンションがアガり、虐殺しまくり、皮剥きまくり、死体吊るしまくりのプレデターは必見。「災難だと諦めな」や「キャンディ食べる」など、絶妙なセリフをチョイスするボキャブラリーもたまりません。

更に、弾丸をまき散らしながらビルの屋上からダイブするスコルピオ団の二丁拳銃男(ヘンリー・キンジ)やプレデターのサーモーグラフィー視線のままぶち殺されるブードゥー団の二丁拳銃男などの雑魚キャラから、凄まじい存在感を放ちながらも一瞬の戦闘もないままアッサリ首だけにされる麻薬教祖キング・ウィリー(前作に登場したインディアンの末裔ビリー・ソールへのオマージュ)や半分こになっちゃう悪役俳優ゲイリー・ビジーなどのボスキャラまで、悪役の死にっぷりも秀逸。

とにかく、仲間の敵討ちに命を懸ける漢気と脇汗溢れるダニー・グローヴァーとプレデターのラストバトルは激アツなのですが、死闘の末にダニー・グローヴァーがプレデターを破り、プレデターの長老からダニー・グローヴァーへ渡された1715年製のフリントロック式銃が、1718年に伝説の海賊ラファエル・アドリーニからプレデターの長老へ渡されたものだとわかると更に激アツ。
人間とプレデターの種族を超えた闘魂伝承についてを詳しく知りたい方は、ダークホースコミック社から発売中の【プレデター:1718】をご覧下さい(フェーズシックスから発売中の【プレデター クラシックコレクション〈VOLUME1〉コンクリートジャングル】に元ネタの【コンクリートジャングル】と共に収録されています)

なんだかんだ、色々書いてきましたが、本作で一番印象に残ったのは、超遠距離から段階的にズームアップされていく巨乳の美女(プレイメイトのテリー・ウィーゲル)を激しい騎乗位で攻めまくるコロンビアの麻薬王ベガのセックスシーンでした…OK,pussyface!