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軽蔑のpikaのレビュー・感想・評価

軽蔑(1963年製作の映画)
2.5
ブリジット・バルドー!
プリンプリンのお尻、ムッチムチの豊満ボディ、プルプルの唇、ジッと見据えた猫のような瞳、ずっと不機嫌そうな表情しているのが可愛い。

ゴダールがアンナ・カリーナとの結婚生活に息詰まり、愛は永遠ではないということを描いたって、おい。。
映画製作と、夫婦の愛を絡めて展開し、映画の内容について討論しているようで実生活の夫婦生活の亀裂について語られている愉快な構成。

男は大したことではないと思ってとった些細な行動が、女にとっては愛情が反転するほどのことであり、ついさっきまで愛していたのに途端に軽蔑するようになる。
わからなくはないが、徹底的に男性目線だけで語られているせいで、男だけが被害者のようだ。笑
そう語っている男に対して、既に興味の失せた女はどう言おうがどう思おうがどうでもいいことなので、チラチラと様子を伺いつつも愛情が減っていくのはとてもリアル。

ラストの展開は男の願望かと衝撃というより笑ってしまった。

好きなところはフリッツ・ラングが映画の話を通して男女観について詩を引用しながらアレコレ歌うように語るところ。
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