れれれざうるす

Lafangey Parindeyのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

Lafangey Parindey(2010年製作の映画)
3.9
闇世界で生きる男が車で逃走中に、スケートダンサーの女を轢いてしまい失明させてしまう。自分が轢いたとは言わずに近付き、聴覚・触覚・嗅覚を鍛えさせつつも恋が芽生えていくラブコメ。
「恋する輪廻」のディーピカーが盲目役!相手はインド俳優内でも群を抜いて色白なニール・ニティン・ムケーシュ。

「Rab Ne Bana Di Jodi」に続き最高のクライマックスシーンがあります!!
もうね、映画に取り組む姿勢がまるで違う!全くのスケート素人なのに足のアップなんてセコイことせずに引きの画で堂々と本人がスケート靴で踊る!しかも盲目を意識しながら!しかも上手い&美しいホーム!
ニールニティンもボクシングシーンではガチで殴られてたそうで…。感心する…。

これだけで評価出来るんだけど、盲目だからって悲観的にならずに“目が見えないなら他を鍛える”という前向きな芯の強い女でかなり好感持てる。
とは言え、失明させたのは主人公なのにこんなスパルタされたら私なら心も身体もバキボキに折れるわ…!
いつ加害者ということがバレるのか、というスリルで常にヒヤヒヤさせられるけど普通に考えたらこの男なかなかクソだよね!

基本的に軸は恋愛に置いてるけども、カーアクションやスポ根要素もあって大作とまではいかないけども個人的にはヒット!(時間も短いし)