れれれざうるす

ア・ダーティ・シェイムのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

ア・ダーティ・シェイム(2004年製作の映画)
3.6
最近近所の人がやたら下品でお盛んなのに嫌悪しかないセックス嫌いの奥さん。娘はデカすぎるおっぱいを露出する癖があり存在が猥褻なので外出禁止。
そんな奥さんが頭を打ったことで性に開放的に!しかもクンニ好きババアに豹変!って話。

カルト的人気なジョン・ウォーターズ作品を遂にデビューしてみたけど、最高の悪趣味コメディだった。
プッシーの歌やヴァギナの歌が堂々と流れ、街の木々が明らか男性器や女性器の形だったり様々なとこで性の象徴がある。
直接的な描写はほぼないのが逆に良い。セックスなんて世界中の人がしてるんだしね!セックスなんて生きとし生けるもの共通!
だからこそ人に話すことがないフェティシズムが露わになるという、知ってはいけなかった性の嗜好をまるで感染映画の様に町中の人々が晒け出す姿に何故か感動した。こんな平和な世界羨ましい(洗脳)

ゲロまみれになったり、食べ物をグチャグチャにして体に塗りつけて興奮したり、汚物や排泄物が好きだったり、きっとみんな隠れた性癖があるはずだね!!素晴らしい!!
終盤は監督もスタッフ達も出演者達もみんなクスリをキメてるとしか思えないハイなテンションで、画面にザーメンぶっかかるシーンで終わる最低で最高なみんなハッピーな(?)映画でした。